古着の検品・つけ置き・乾燥を表すイラスト

古着のシミ抜き、1着ずつやっていませんか?

そのシミを、仕入れのチャンスに。

「デザインもサイズもいいのに、シミがある……。」

仕入れで見つけた一着を、シミが理由で見送ったことはありませんか。仕入れた後も、1着ずつシミ抜きをしていると、検品や撮影、出品に使う時間が減ってしまいます。

古着屋の仕事は、メンテナンスだけではありません。できるだけ手間をまとめて、販売できる状態に整えたい。そんなときに取り入れたいのが、浴槽を使ったまとめ洗いです。

複数のスウェットをまとめてつけ置きし、乾燥させるイラスト

1着ずつから、まとめてシミ抜きへ

古着卸LOOPで行っているのは、気になる部分を前処理してから、複数の衣類をまとめてつけ置きする方法です。1回の目安はスウェット10〜15着、Tシャツ15〜20着。衣類が洗浄液に浸かり、上下を動かせる程度の余裕を残します。

ここからは、前処理から乾燥・仕上げまでの手順を紹介します。

用意するもの

オキシクリーン、重曹、洗濯洗剤、浴槽または容器、ゴム手袋、温度計、計量道具。

01 シミを確認し、前処理する

襟・袖口・胸元などのシミを確認し、素材や色ごとに衣類を分けます。つけ置きする前に、目立つシミへ洗浄剤をなじませておくのが前処理です。

スウェットのシミと洗濯表示を確認するイラスト

シミの部分を湿らせ、オキシクリーン・重曹・お湯を混ぜたペーストを塗り、15〜30分ほど置きます。

  • オキシクリーン:40g
  • 重曹:40g
  • 40〜60℃のお湯:40ml

目立たない部分で色落ちを確認してから使い、前処理後は十分にすすぎます。

02 浴槽に洗浄液を作る

浴槽の半分ほどまで約60℃のお湯をため、オキシクリーンと洗濯洗剤を入れます。粉末が残らないよう、しっかり溶かしてください。洗剤の量と併用の可否は、各製品の表示に従います。

03 水を加え、温度を調整する

最初のお湯の5分の1〜5分の2ほどの水を加えます。お湯50Lなら水10〜20Lが目安です。

洗剤を溶かすときの温度と、衣類を入れるときの温度は分けて考えます。温度計で測り、洗濯表示に合う温度に調整してから衣類を入れてください。

04 4〜6時間つけ置きする

衣類を洗浄液に浸し、4〜6時間ほどつけ置きします。約1時間ごとに上下を入れ替え、重なった部分にも洗浄液を行き渡らせます。

05 すすいで洗濯・脱水する

衣類を取り出し、洗浄液を十分にすすぎます。その後、洗濯表示に合うコースで洗濯・脱水します。

06 しっかり乾かす

洗濯後は形を整えて自然乾燥させます。厚手のスウェットは約1日かかることもあるため、乾燥までの時間を見込んで作業します。日光で色あせしやすいものは陰干しにしてください。

スウェットの自然乾燥とスチーム仕上げのイラスト

07 スチームで仕上げる

乾燥後、生地が硬く感じられる場合はスチームで整えます。素材に合う温度を使い、プリントには直接当てないようにします。乾いた状態でシミの残りや生地の状態を確認して、メンテナンスは完了です。

シミ抜きを、仕入れの強みに。

LOOPでは、90年代以降のシミのあるスウェットやTシャツを卸売販売しています。

シミ抜きができれば、きれいな状態の古着を買い付けるより、約3〜6割安い価格で仕入れることが可能です。手入れを前提に仕入れることで、同じ予算でも選べる古着の幅が広がります。

漂白にかかる1着あたりの洗剤代は、Tシャツで約30〜60円、スウェットで約60〜100円が目安です。

ご自身でメンテナンスできる古着屋様は、ぜひ仕入れの選択肢に加えてみてください。下記から対象商品をご覧いただけます。

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